用語集

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角膜
眼球の前部,約1/6を占める,無色透明な強靭な膜で,眼の屈折力のおよそ80%を担っている。無血管組織で,栄養は,主に房水から,酸素の供給は,角膜前面の涙液層より受けている。人体で最も温度の低い部位。いわゆる黒目。
近視
平行な光線が眼内に入射した場合に網膜の前方で結像する眼。
凹レンズ(メガネ・コンタクト)で補正する。
乱視
眼の屈折面が正しい球面を成していないために,一点から出た光が眼内で一点に結像しない眼をいう。軽い乱視は生理的である。
遠視
平行な光線が眼内に入射した場合に網膜の後方で結像する眼。正視眼に比べて,無限遠にピントを合わせるのに,遠視度に相当するだけの調節が必要となる。凸レンズで矯正する。新生児はほとんど遠視、長ずるにつれて遠視度数が減弱してゆく。
眼圧
眼球の内圧と大気圧の差をいう。眼圧は生理的には後眼房と前眼房の房水によって一定に保たれている。眼圧が上昇すると視神経乳頭を圧迫して、視神経細胞が徐々に消滅する、これが進むと視野欠損を引き起こす。これが緑内障である。
裸眼視力
眼前にレンズや眼鏡などを何も装用しないときの視力。肉眼で測った視力。
矯正視力
レンズにより補正して測定した視力。通常は、視力といえば矯正視力のことをいう。裸眼視力の対語。
ディオプター
ジオプター(ディオプター)とは、屈折度数につける単位のこと。Dと書いてジオプターと読む。
近視の場合はマイナス・遠視の場合はプラスの記号がつく。
たとえば近視で屈折度数が2Dだと、-2,0D。
オートレフラクトメーター
オートレフラクトメーターとは自動検眼器のことで、目の屈折度数、乱視の屈折度数、乱視の軸度などを自動的に計測する機械です。
涙液
なみだのこと。成分は99%水分で,若干の塩分を含む。涙腺から分泌され,涙点から鼻へ排出される。角膜と結膜を潤し,ごみを除去し,乾燥を防ぎ,眼球運動を潤滑にする働きをする。
シルマーテスト
涙液の分泌機能の検査。規格のろ紙で5分間に出る涙液を採取する。
ドライアイ
涙の分泌量が減り瞳が乾いた状態。コンタクトレンズで目を傷つけたりする危険性がある。
ランドル環
ランドルト環とは、視力検査でおなじみのドーナツを切り抜いた「C」というマークの記号のことをいいます。5メートル離れた位置から直径が7.5ミリ、切れ目が直径の5分の1、つまり1.5ミリの切れ目が見えたら視力1.0としています。
軽度近視
S−3.00D未満の近視をいう。
中等度度近視
S−3.00D以上,S−6.00D未満の近視をいう。
強度近視
S−6.00D以上,S−10.00D未満の近視をいう。
最強度近視
S−10.00D以上の近視をいう。
屈折異常
眼の屈折力と眼軸長とが合わない状態。近視,遠視の球面異常と,それに合併して又は単独で存在する乱視とがある。
アレルギー性結膜炎
様々な物質にたいするアレルギー反応を原因とする結膜炎。病因的には花粉といった即時型アレルギーと、目薬,整髪料といった遅延型アレルギーとに分類できる。臨床像から、季節性アレルギー性結膜炎、通年性アレルギー性結膜炎、春季カタル、アトピー性角結膜炎、巨大乳頭性結膜炎の五つに分類できる。季節的には春になると発病する人が多い。
不正乱視
円柱レンズで補正することの出来ない乱視。角膜が炎症を起こした後の瘢痕や外傷が原因のことが多い。円錐角膜も不正乱視である。眼鏡で部分的な視力改善が可能であったり,コンタクトレンズで補正出来ることもある。
円錐角膜
角膜の中央部が,円錐状に突出して不正乱視となる病気。初期には,眼鏡での補正で対応、症状が進むに従い,ハードコンタクトレンズを考慮する。最終的には,角膜移植手術の適応を考える。
黄斑変性
黄斑部の下の脈絡膜から血管が侵入して来て出血を起こす病気。一番視力のよい黄斑部に起こるので視力低下が大きい。
緑内障
古典的な定義は高眼圧、視神経萎縮、視野狭窄をおこす疾患の総称。近年眼圧が正常であっても同様の視神経萎縮、視野狭窄をおこす疾患の存在が証明された、正常眼圧緑内障という。
花粉症
花粉を抗原とするアレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎の総称。春先から夏に掛けて多発する。
学校近視
主に中学在学中に発生する近視。軽度の後天近視の発現時期が就学期と重なるためこの呼び名がある。
ステロイド
アレルギーや葡萄膜炎の治療などに用いるホルモン剤。
調節
毛様体筋の作用により水晶体の曲率を変化させることで全屈折力を増すこと。この機能で近くの物体にピントを合わせることができる。この機能は年齢とともに減弱する。これが老視の原因である。
老視
年齢と共に調節力が減少した状態をいう。原因は水晶体の弾力性の低下。40歳をすぎれば全員老視といってもよい。病気ではない。老眼鏡の使用時期は職業による。
白内障
水晶体が混濁する病気の総称。水晶体はなんらかの障害をうけると透明性を失って白濁する。通常は年齢とともに核が黄色に硬化し、皮質も徐々に白くにごる、これが老人性白内障である。日本人の場合、40~50歳ですでに20%のかたに初期所見がある。
眼内レンズ
白内障の手術後に水晶体の代わりに眼内に移植するレンズ。網膜像の拡大がなく,視野も狭くならないので、眼内レンズ移植は旧来の眼鏡やコンタクトレンズによる矯正より優れているために現在ではすでに標準的な術式となっている。人工水晶体。
問診
患者の症状や病歴について行う聞き取り調査。

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